中学受験が終わって
2025年2月の本番を迎え、合格発表まで気が気ではない生活でしたが、2月の入試が始まってからの2週間は本当にあっという間でした。早すぎて気持ちが追いついてない状況です。
そして、我が家の場合は子どもと伴走というよりも、「子どもと格闘」に近かった2年間でした。
娘は小学校6年生になるあたりから反抗期が始まって、一言一言に噛みつくような感じでしたが、それでもまだまだ12歳の子どもです。丸投げする訳にもいかず、口を出したら喧嘩して何度も衝突してはの繰り返しでした。塾との関係も含め、山あり谷ありの2年間でしたが正直な感想は、(受験させてよかったのかなあ)です。受験については本当に今もわかりません。
そんなこんな我が家の中学受験ですが、直近の出来事メインになるかもしれないものの忘備録として、中学受験について悩まれているご家庭の参考になればと思い記録したいと思います。(我が家は公立中学の受験をしたので、完全に私立受験の対象の方とは異なります)
6年生になるまでにやっておいた方がいいこと
受験する学校の目星をつけておく
5年生になった段階で、何となくでも目標とする受験校はあると思います。ある程度の目標があるのとないのとでは子どものモチベーションが違ってきます!
また、私立受験を併願することを検討する場合は、4科受験させるのか公立と同じ適性検査型の受検をさせるのかにもよって6年生を迎えるまでの受験勉強のプログラムが変わってしまうからです。5年生になった段階だとぎりぎり4科型受験にも挑むことができるのでこの辺りは早急に検討しておくといいと思います。
学校説明会・文化祭などのスクール行事に行く
我が家が実践してよかったなと思うのは学校説明会に行くことでした。主に公立校しか行かなかったのですが、それでも4校は行けたので比較検討できました。そして6年になってから文化祭などの行事に参加したくても、もう時間の余裕がないため、できるだけ5年生までに行くことをおすすめします。
塾との関係
6年生になる前に、ずっと通わせているけど(もしや塾とわが子の相性がいまいちなんじゃないかな)と思うようなことがあれば最終転塾も検討してみるのもいいかもしれません。
我が家は転塾を2回経験しています。4年生の11月に入ってから受験勉強をスタートしたのですが、受験校を公立中学にを目標にしようと思った段階で5年の春に転塾しました(この時期の転塾については未だに微妙な気がします)そして、2回目の転塾は塾の勉強がハードで拘束時間も長く、よって子どもの帰宅時間も遅い日が続いていたため子どもの身体を優先することを第一に考え、迷いに迷った挙句、6年の夏に転塾しました。
反省点としては5年生が終わって6年生がスタートする前に転塾していたらよかったなと痛感しています。
・成長期の子どもにはとても酷な生活だった
塾から帰宅して寝る時間がほぼ毎日23時近かったのでその頃の娘は風邪ばかり引いていました。親として一番反省すべき点でした。
・苦手な教科の補強が全くできなかった
ほぼ毎日塾通いで、休みの日は宿題に追われ、それ以外の見直しや復習にまったく時間が裂けなかったのはよくなかったなと思います。
その他、志望する学校によっては学習内容も変更した方がいいこともあります。
転塾をする場合は、単元によっては今までに習っていなかった単元も転塾を検討している塾では既に授業が終わっていることもあるので、フォローしてもらえるのかも転塾先の塾に確認の上転塾を検討することをおススメします。

6年生になってからやっておいいた方がいいこと
夏休みが終わるまで
夏休みが終わったら多くの塾は過去問に取り掛かると思います。それまでに何をしていたらよかったのかを書いてみたいと思います。
苦手教科の苦手単元の洗い出し&復習
塾によって学習内容の進み具合は様々ですが、ほとんどの塾が7月の夏休みまでにはすべての教科が終了すると思います。夏休みからは総復習的なカリキュラムになってくるのではないでしょうか。夏休みに突入したら、夏休みの日程をこなしながら宿題をこなし・・的な感じにはなってくるんですが、それでも夏休みが明ける頃よりはまだ時間に余力があるので、ここで今までに習った中で苦手つぶしをやっておくことをおススメします。
我が家の場合は、子どもが夏休みは塾と宿題で全く余裕がないからと猛烈に反発をしていたので、私自身はほぼ放置状態で夏休みが過ぎ去っていきました。ここで喧嘩をしてでも介入をしていたらよかったなと反省しています。
苦手単元については塾のテスト結果を見ればある程度は把握できると思います。復習については塾の先生に相談する外部に委託(家庭教師など)の方法があります。
志望校の見直し
志望校設定についての時期などは様々な意見があると思いますが、6年生の夏(遅くとも秋になるまでに)もう一度検討し直すことをおススメします。
公立の中学でも理系に力を入れている学校と文系に力を入れている学校があり、入試問題の傾向も同じ適性検査でも共同問題(地区すべての学校で共通で出る問題)と独自問題(その学校独自の問題)に分かれています。
志望校を選らぶ際には苦手教科を回避して得意教科に力を入れられる学校を選択できる方がいいと思うので、夏休みの間に検討し直しておけば秋以降に始まる過去問対策もスムーズに取り掛かることができると思います。
そんな分析もせず、家の近くの学校を目標にして学習を進めていたので、軌道修正する時期が随分と遅れました。夏休みにその対策が取れれば娘も苦手な教科を必死になって勉強するよりも得意教科を伸ばす勉強ができたのにと悔やみます。
併願受験をするのか?の検討をする
これは公立中学の受験組に限っての話になると思いますが、その学校1本で勝負するのか、私立の併願受験をするのかを検討しておくといいと思います。家の方針は様々なので当事者の子どもも含め家族で認識のすり合わせはしておいた方がいいです。
我が家は夫と共に「併願って言ったってさ、私立の学校なんて知らないし、6年生になって直前の偏差値で学校決めるしかなくない?」という感覚だったので、調べもしなかったし全くスルーして過ごしました。
塾の先生からは「1校しか受験しない方がたまにいるのですが、それは本当におススメしません」と言われていたので(まあ、1~2校受ければいいんじゃない♪)ぐらいの感覚でした。
今思えばこの時に少し私立校についても調べておいたら慌てふためかなくてもよかったのになと反省しています。
そして、公立と同じ適性検査型の併願受験を検討する場合は本命の学校の問題傾向に準拠した学校の受験を1校は検討しておくといい予行練習にもなるなと思いました。(これは塾に直接聞くのが早いです)そして時間があるうちに併願受験高の目星をつけたら、学校説明会に行くこともおススメします。
学校説明会と学校見学に行く
6年生になって夏休み前や夏休みの間に学校説明会と見学を開催している学校もあると思います。志望校(併願校も含む)の学校説明会や見学へは子どもと一緒に行くならラストチャンスとなるので行っていない場合は行っておいた方がいいと思います。
我が家の場合は併願校も本命に学校についても行ってなかったので試験当日の学校の雰囲気で決めてしまった経緯があります。学校の雰囲気や生徒達がどんな生徒がいるのかなどは現地へ直接行ってみない感じられない情報ですし、なにより子ども自身がどう感じたのがが一番大事なことなにかなと思うのでここは時間を捻出してでも行くことをおススメします。
まとめ
いかがでしたか。ありきたりな情報になってしまった感はありますが、私自身誰にも相談できなかったので悩んだりすることが多かったのでそんな方の力になれたら幸いです。
part2は6年生の秋以降についての忘備録を書いていきたいと思います。