生まれた子どもが2歳を迎える頃に多くの親御さん達が直面する“トイトレ問題”いつかは卒業するオムツですが、私も焦って躍起になった時期があります。どうやってトイトレをやったのかご紹介します。
我が家のトイレトレーニングについて
我が家が実際行ったトレーニングにでの出来事です。
娘が2歳になる頃、やはり気になるのはトイレトレーニングをいつから開始するか?でした。
トイトレが気になり始めた頃、実家の母の一言や、同じ年の子どもがトイレに行ってる姿を見ることとなり、(うちもやんなきゃ!)と焦っていました。
そろそろオムツ外してもいいころかもね。
あなたは2歳になる頃にはもうパンツだったよ。
保育園でトレーニングしてもらってオムツ外れたよ
母に私のトイレトレーニングをどのようにして行ったかを聞いたところ、様子を見て2時間おきオマルに座らせて・・を続けていたそうです。自分も親になって感謝すること続出です。お母さんありがとう!
ラッキーなことに親戚からお下がりのオマルを入手できたので、試しに娘のトイレトレーニングを始めてみることにしました。
・・しかし、トイレの認識がない娘は、なかなかオマルに用を足すことはできませんでした。(今思えば生まれて初めてめて見る物体ですから当然と言えば当然ですよね)ひたすら床を濡らし、そして水溜まりで遊ぶ・・・私にとっても初めての出来事で、ひたすらオロオロしてしまいなす術もなく、とにかく一旦中断することにしました。
もしかしたら他にもっといい方法があるのでは?
我が家の場合(私の場合ですが)下調べと準備が必要だと痛感し、その上で再び挑戦することにしたのです。
開始の目安ってあるの?
トレーニング開始の時期は子どもの心身の発達と関係していて、以下の3つが目安となります。
- オシッコの間隔が2時間以上空く
膀胱にオシッコをある程度ためられるようになると、排尿の間隔が徐々に2時間以上空くようになります。まずは昼間の排尿の間隔をチェックしてみましょう。
- 上手にひとり歩きができる、走れる
運動能力もしっかりと発達しているので、自分が思った事を行動に移す事ができるようになってくる段階です。
- 自分の意思をしっかりと伝えられる
子どもが自分の意思を伝えられるようになり、スムーズなコミュニケーションがとれるかどうかの判断材料となります。
この目安にお子さんが当てはまっていれば準備は整っているということですね。
開始時期はいつからがベスト?
実際世間ではいつ頃から開始しているのでしょうか?
早い方で1歳過ぎて始める方もいるようですが、一般的には2歳半から3歳を目安に開始される方が多いようです。
理由としてオムツが外れる際に
- オシッコしたいという気持ちが分かる
- ちょっと我慢する事ができる
- 出て気持ちがいいと感じる
という感覚が必須とされていますが、それができるのが2歳後半から3歳頃にあたるようです。
これも一人一人個人差があるので、お子さんの状態を観察して行うのがベストでしょう。
トイレトレーニングの参考になった本
その時の私にとってバイブルとなった本です。
カリスマ・ナニーが教える 1週間でおむつにさよなら! トイレトレーニング講座
著者:ジーナ・フォード 出版社:朝日新聞出版
カリスマ的な育児の専門家〈ナニー)であり、英国で最も売れている育児書の著者が、実践的かつ具体的な7日間のトイレトレーニングプログラムを伝授。世界の100万人を超える悩める母親たちの育児バイブル。
トイレトレーニングのマインド、ノウハウが満載です!
この本でのトレーニング法は、
①最初の3日間でカリキュラムのほとんどを一気に終了させる
②4~7日はそれを習慣に落とし込み
③外出先でも同じようにできるようにする
といった内容です。
そのための事前準備や、1~7日目までの綿密なカリキュラム、トイトレの最中やその後に出てくる問題への対処法が記載されています。
短期集中のためその分密度が濃いので親の負担はかかりますが、一気に完了できる点で私と娘にはこの方法がマッチしているように感じました。
トイトレ開始の季節はどうする?
ずばり夏がおススメです!
私は前回の経験を踏まえ、開始するなら夏と決めてました!
夏ならば床を濡らされてもカーペットがないので雑巾で拭くだけで済みますし、薄着である上、娘もお尻を洗われるのに寒くないためです。
我が家でのその後の動き
2歳8か月を過ぎた頃、娘は保育園に行きはじめ、保育園でトレーニングパンツを履いて徐々にトレーニングを始めて頂いておりました。
しかし、一度園で漏らしたのをきっかけにすっかりオムツに戻り、3歳を迎えました。
これ以上怖がらせないためにも保育園でも家でもトイトレはストップしておき、その後半年間オムツのまま過ごすことになりました。その間、保育園のお友達はトイトレ実行中だったりしたので、娘は一度失敗して嫌な出来事があり、少し後ろ向きになったりしてましたが感化されて(早くおねえさんパンツ履きたい!)という思いもあった様子です。
実践期間は1週間でやりきる!と意気込んで、半年間トイトレ準備に取り掛かることになりました。
入念に準備してから一気集中ね
トイトレ開始までに準備した物
トイトレ中断から再開までに半年近くあったのでその間に着々と用意していきました。
オマル
トイトレにオマルを使わないご家庭もあるようですが、我が家では使用しました。お下がりのオマルだったため,ネット上ではもう売られていないのですが、参考にいくつかご紹介します。
最近のオマルはオマルで終わるものだけではなく、その後補助便座やステップにも使用できるタイプが多いです。ご家庭での状況等で選べるといいですね。
【コンビ トイレトレーニング ベビーレーベル おまるでステップ】
初は「おまる」、慣れてきたら「取っ手つきの補助便座」、仕上げは「取っ手なしの補助便座+ステップ」とステップアップしてトレーニングできます。
トレーニングが終了しても「ステップ」として長くお使いいただけます。
【おまる 補助便座 携帯トイレ 1台で3役 兼用 災害 キャンプ お出かけ トイレトレーニング 折りたたみ ポテットプラス バリューセット】
Potette Plus(ポテットプラス)は1台で「おまる」「補助便座」「携帯トイレ」の3役になります
私は開始前からリビングの子どもの大好きなおもちゃがいっぱいある場所に置いておきました。
補助便座
娘のお尻は大人用の便座に入ってしまう小ささだったので補助便座は購入しました。今やいろんなタイプがあるので迷ってしまいますよね。
前出のオマルから補助便座になるタイプもあるのでご家庭の状況で検討されるといいと思います。
【Richell(リッチェル) ソフト補助便座】
大人用便座の穴にはめ込み、手前に寄せるだけで簡単に使用できます。
便座の後側が繋がっていないので、おしりが拭きやすいです。
丸洗いできるので、いつでも衛生的です。
私が購入したものです。
捕まる所がないので身体が不安定になるかもしれないと思いましたが、ステップで足が着くので大丈夫でした。
補助便座を片付ける際にスペースをあまり取らない点もおススメです。
【Rozally【保育士が監修】 トイレトレーナー トイトレ トレーニング 練習 折りたたみ おまる 補助 便座 補助便座 トイレ補助 踏み台 合金鋼】
おまる と ステップ台 (踏み台) を一体型にすることで 折りたたみ コンパクトに収納できる設計となっております。
ステップ
補助便座と同じくらい必要だと感じたのはステップです。便座に座る時にも座ったあとも足が宙に浮くのでうんちの時に踏ん張れないと思い、こちらも同時期に購入しました。
【MOTONOYA折り畳み 踏み台 トイレ踏み台 トイレトレーニング ステップ】
お子様がトイレを使う際に必要な高さを調整することができるので、大人用のトイレでも、お子様ひとりで使用することができます。収納時にはコンパクトになり、不要な場合でも場所をとりません。
【KOADOA 子ども 踏み台 子供 トイレ台 幼児 2段 ステップ 手洗い 洗面所 洗面台 風呂台 滑り止め】
台の角が丸くて、立つ部分はシリコンが貼ってあるので滑らないし安心です。脚の底面には滑り止めも付いているので優れた安定性があります。
我が家でもメーカーは違いましたが、こちらと同じタイプのステップを購入しました。
トイレ以外でも使えたのでかなり重宝しました。
トイトレ開始前に娘に対して準備したこと
トイトレの絵本を読み聞かせる
事前にトイトレの知識を植え付けるためにも絵本を取り入れ、繰り返し読んで聞かせました。
ずっとオムツだと、おしっこの感覚やウンチの感覚も、目にすることもないためわかりづらいのかなと感じたので、トイレを題材にした絵本はとてもありがたかったです。
娘の場合も何も事前に知らないで始めるよりも、繰り返し絵本を読んであげてよかったと思います。
トイトレ絵本おススメ3選!
「おトイレさん」 きたがわめぐみ(著)
おトイレさんはトイレをつかってもらいたいといつも願っている、ちょっと個性的なトイレです。良い子のみんなが元気に、正しくおトイレを使ってくれると、ついつい、うれしくて、変なおやじギャグをいっちゃいます。正統派、トイレの絵本です。
「ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん( 4))」 きむら ゆういち (著)
おむつからおまるへ、おまるからトイレへ。あかちゃんが幼児の仲間入りするために必要な事がらを、しかけ絵本で楽しく学べます。
「ゆっくとすっく トイレでちっち」 たかてら かよ (著), さこ ももみ (イラスト)
トイレは楽しいところだよ。子どもたちが「やってみようかな」と思えるようなトイレがいろいろ。トイレのやり方でなく、子どものモチベーションを上げるお話。
パパやママのトイレに誘ってみる
これまでもついて来る時は一緒にトイレに入ったりしてましたが、今回はそれに〝解説”を加えて実践で見せることによって認識させるようにしました。
具体的には「トイレに座ったね。今からおしっこするよ~」という具合です。自分の子どもといえどかなり恥ずかしいのですが、ここは我ながら頑張りました。
娘はトイレに用を足した後が気になるようなので、水に流す前も便器の中を見せて「トイレさんばいばい~」と便器に向かって娘と一緒に手を振りながら流していました。
自分が実際トイレで用を足すことが出来るようになるまで、飽きもせず毎日トイレについて来ては私の実況中継と「トイレさんばいばい」をやってました。
まとめ
いかがでしたか?
いつかはみんな卒業してしまうオムツなのですが、「トレーニングさせなきゃ」「でも何から始めたらいいの?」と戸惑うことも多かったです。そんな方に少しでも参考になれば幸いです。
次回は実際にトイトレをしてどうだったのか実践編を書いていきたいなと思います。
それではまた!
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